ドイツ語版『グリモワール』について

ゲームマーケット当日に何件か(意外と多く)
『グリモワール』のドイツ語版『Grimoria』の販売について質問をいただきました。
輸入販売を行なっているメビウスゲームズさんに問い合わせしたところ、
近々、メビウスさん経由で国内一般販売する予定とのことです。
ご興味のある方はもう少々お待ちください。

ここでいくつか日本語版とドイツ語版の違いに触れたいと思います。

●イラスト・設定について
イラストが一新され、それに伴い設定も変更されています。海外向けてにテーマをアレンジされているんですね。姫や黒魔術師などの新しい職業が追加され、見た目だけではなくその効果内容などが新規のものとなって収録されています。
また、仲間の他に集めていたのが財宝ですが、これは場所(建物)というものに変更されています。そしてアイテムだったものが財宝に。見た目だけではなく、勝利点のバランスなども調整がされています。仲間は奪われる危険性があるため場所に比べレートが1段階アップしています。

●初期値・終了条件について
最初に1ターラー(日本語版でのVP)を持っています。これにより、初期のページの選択肢が広がっています。
また、終了条件に関して、日本語版では規定以上のカードを集めたプレイヤーが出たラウンドで終了としていましたが、ドイツ語版では最初から終了するラウンドが設定されています。終了が見えている中で、どのように立ち回るかを考えるというゲームバランスになっています。

●処理がよりシンプルに
魔法の効果も順序が逆処理になるようなものは省かれています。加えて、同じページの魔法を選んだ時は同じページを選んだ中で前回の順番を参照するようになっています(日本語版では逆順処理でした)。
このように、ドイツ語版ではよりファミリーで楽しめるようにシンプルデザインにシフトチェンジされています。見通しが良くなったことにより、順番を取るか効果を取るかの純粋なジレンマを楽しめるはずです。

Grimoria_120515.jpg

総括:特殊な効果がさらに増え(財宝で対応する効果があったり)、効果の組み合わせが楽しくなった反面、ルールを整備されているので遊びやすさはアップしています。また、ページの効果がイラストつきで判別しやすく、ボードも(日本語版ではシートでした)横長でカードを配置しやすく、そして状況の把握がしやすい工夫がされています。
ファミリー向けにするといっても、ゲームの難易度やジレンマを落とすことなく、遊びやすさを徹底的にクオリティアップされているということで、本当にオススメの一品になっています。

まだいつ頃、国内流通するかは未定ですが、
ぜひ国内流通した場合はチェックしてみてください!


執筆者:木皿儀

ゲームマーケット2012春 閉幕

ゲームマーケット2012春が終了しました。
弊社ブースまで足を運んでいただいたみなさま、
たいへんありがとうございました。
また、参加された出展者・参加者のみなさま、
そして、運営のアークライトさま、お疲れ様でした!

今回はスタジオ最前線さまより発売される
『コード・オブ・プリンセス カードゲーム』を先行販売いたしまして、
イベント販売分は無事完売となりました。ありがとうございます。
この作品につきましては今週末以降に一般発売を予定しておりますが、
やや製作過程で遅れが生じておりますのでまだ発売日は未定です。
(いまのところ、来週の23日発売が濃厚です)

さて、今回のゲームマーケットの参加者は3700人!
昨年の春秋がどちらも3000人くらいだったことを考えると
確実に成長している業界ということが感じられます。うれしいですね。
特に勢いを感じるのが同人ゲーム。
午後に隙を見て一般ブースのある4階を散策したのですが、
「完売」の文字が躍っている状態で、ほとんど買えません。
幸い私は、スタッフと手分けして事前予約をしていたので、
ほとんどお目当てのもはゲットできました。
今後、空いている時間を見つけて遊びまくる予定です!

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新作を机に大量に重ねる作業は……割と好きです。

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会場後の模様。購入していただいた方々に感謝!

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こちらは新作の体験プレイの模様。

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新作『コード・オブ・プリンセス カードゲーム』

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準新作『7つの島』(第2版)


今回は前日ゲーム会+当日のゲームマーケットということで、
十分なボードゲーム充をさせていただきました。楽しかったです!
特に人の出会いという場があるのはたいへん嬉しいです。
デザイナーさんやゲーム関係者の方々とお話しているときは、
刺激になりますし、共感できることもあったりして面白いです。
また、お客様として、
弊社商品をご購入されている方からの温かい言葉も好物です(笑)
こういった励ましのお言葉は私の今後の活力、活動の糧となります。
なので、イベントなどでワンドローブースを見つけたら、
気兼ねなくお声掛けください。

それと新作製作販売にあたりまして
・販売元のスタジオ最前線さま
・ソフト販売元のアガツマ・エンタテインメントさま
・フィギュア展開をしているエンプティさま
などのご協力があったからこそ、新作の展開ができました。
ありがとうございます。ここに感謝の言葉を記させていただきます。


さて、次回は11月のゲームマーケット秋。
いや……もしかしたら10月のエッセンかもしれませんが(汗)
それ以外でも海外関係での動きがあると思いますので、
これからもワンドローをよろしくお願いします。


執筆者:木皿儀




おまけ

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今回出展されたMoB GAMESさんの季刊MoB通という同人誌に、同人誌内広告として参加させていただいています。オインクゲームズさんのようにお洒落じゃないですが、頑張って片手でろくろを回しております。入手された方は軽く笑い流してください。

【ゲームマーケット2012春前日非公認イベント】でした

5月12日というゲームマーケット前日に、
中村誠さん主催のイベントに参加してきました。
場所は「イエローサブマリン秋葉原RPGショップ」。
発端は、中村さんと食事をする約束をしておりまして、
本来はゲームマーケットの話や、
ワンドロー新作を遊んでもらうつもりだったのですが、
だったら人を少し募って遊ぼうかな?ということになり、
2日前に突発的に参加者を募集してのイベントとなりました。
本当に突発開催にも関わらず参加していただいた皆様、
ありがとうございました。

会場でプレイされていたゲームをいくつか紹介します。

『オートマチックフロンティア』遊星からのフリーキック(一般316)
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・作者が「マゾゲーです」と説明しつつ、参加者が「マゾゲーだ」と笑いながらプレイしていました。その模様だけでも面白さが伝わってきます。


『コード・オブ・プリンセス カードゲーム』ワンドロー(大型06)
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・ありがたいことにプレイしていただきました。いろいろな悩みどころが多いゲームに仕上げ、その思惑通り、みなさんジレンマに悩んでいただけました。ありがとうございます。


『未確認生物テレビ2』ピグフォン(一般102)
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・前作とはカードを一新して、より熱くより可笑しく仕上がっています。絶対に笑いの起きる楽しい空間が生まれていました。


『INKLUDE』INKLUDE(一般206)
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・対人デッキ構築カードゲーム。シビアではあるけどデッキ構築と攻撃のバランスを互いに伺いながら、なかなか白熱したバトルが行なわれていました。


『街コロ』グランディング(一般613)
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・中村さん曰く「カタンとモノポリーとドミニオンを足して3で割って4を引いたゲーム」。引いた部分は面白さではなく複雑な部分をスマートにしているとのことで、遊びやすい作品に仕上がっているそうです。遊びたかった……


『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』しばくり(一般108)
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・今回のイベントには参加していなかったのですが、同じショップさんにいらっしゃり、実物を拝見。ガチな形で仕上がっていて面白そうでした。


『Love Letter』カナイ製作所(一般201)
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・ブラフ&推理&運の要素がちょうど良く混ざり合い、8種16枚という少ないカード構成にもかかわらずドラマチックかつ切れ味が鋭いプレイ感覚。これは傑作の予感。


『すしドラ!』こげこげ堂本舗(一般103)
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・回転寿司をテーマにしたドラフトゲーム。見た目のキャッチさとはうらはらに各プレイヤーの思惑を読むゲーム性に、みんなが嬉しそうに悩んでいました。


『ひつじがいっぴき』グランディング(一般613)
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・1から順にカードを出していき、出せなければドロー。複数のカードで調整しても良いし1単体で数をリセットしてもよし。見た目的に子供向けではありますが大人も普通に遊べます。全点イラストの異なるやさしい羊のカードに注目。羊ゲーは未年の私としては外せないです。


『7つの島(新拡張入り)』ワンドロー(大型06)
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・初版+新拡張という組み合わせ(間違えて初版を持参)。新拡張は後半戦に変化を加える要素で、デッキの方向性に影響を与えます。プレイしていただきありがとうございました。


『六花の花』みさき工房(一般118)
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・名古屋からゲームマーケットのために前日入り。お疲れ様です。プレイできなかったのですが、声が上がるほど盛り上がっていました。

※私もインストなどしてて全部追えていません。申し訳ない。
他に『Vorpals』『惨劇Rooper3版』『ブラックスワン』などが
回っていたと思います。豪華なメンバーですね!!


ということで、参加者様にはゲームデザイナーのかたも多く、
ゲームマーケットの新作をプレイすることができました。
これは各参加者が楽しめた良い部分だったと思います。
食事を済ませ帰宅中の電車内で中村さんが、
「そういえばコード・オブ・プリンセス カードゲームやってないんだけど……」
とポツリ。あ、あれ。当初の目的は……?
という感じでしたが(笑)、
たくさんのかたに楽しんでいただき、開催して良かったです。
また次回もあれば参加したいと思いますので、
ぜひ企画するのであれば、もう少し早く企画しましょうね。

疲れた〜と思ったのですが、
翌日はゲームマーケットと考えると……頑張ります。


執筆者:木皿儀

『コード・オブ・プリンセス カードゲーム』をご予約の方へ

深夜の更新申し訳ありません。

日をまたいで土曜日です。
明日にはいよいよゲームマーケット2012春が開催されます。
そして、新作につきまして多くの事前予約ありがとうございました。
ご予約いただいた方には返信をさせていただきましたが、
こちらの不手際で返信できてない方もいるようです。

誠に申し訳ありませんが、返信がまだ届いていない方は、
再度ご連絡をいただけると幸いです。
お手数をおかけして申し訳ありません。


執筆者:木皿儀

Uncharted: The Board Game 発売

公式サイト
http://www.bandai.com/uncharted/

ゲームマーケット前にまったく関係ない情報ですみません。
アメリカのお話です。6月に発売するそうです。
日本でも馴染みあるTPSゲームのアンチャーテッドシリーズ。
そのビデオゲームのボードゲーム版が
アメリカのバンダイさんから発売となります。
ゲームデザインとして木皿儀隼一、
グラフィックデザインとして小宮山佳太が
それぞれ担当させていただきました。懇親の力作です!

詳しいゲームのシステムなどはまた発売前後のときに
デザイナーズノートとして紹介させていただきますが、
ひとことでいうと、
手札のカードを場に並べてそれを能動的に活用する場構築型のシステムを採用し、1枚1枚のカードの活用方法を取捨選択するジレンマが熱く、『7つの島』のクエストクリア方式にバトル方式を加えた冒険感が楽しめるガチなゲームです。
全然ひとことで言えてないですね、あはは。
あ〜、こういうところがモテないとか言われるのでしょうか?
というか、モテたいとかいう気持ちがある方は、
あんまりワンドロー作品には向いていないと思うんですよね。
ええ、誰が見てもモテるツールではないですし。
どちらかというと、カードの効果と効果をいかに駆使して、
他の参加者より利益を得ることを考えたり悩んだりして欲しいです。
各プレイヤーが勝利に向かって励んだ結果、
ドラマティックな展開や思考が、熱を帯びれば帯びるほど、
そんなゲームを提供して良かったなと、私は実感するのです。
もしかしたらよく言っていることが分からないとは思いますが、
この作品もそんなワンドローテイストが溢れています。

と、上記のことを踏まえて楽しんでいただきたいのですが、
日本での発売はいまのところ予定されておりません。
個人輸入か、国内のショップさんが流通してくれるか、
アークライトさんやホビージャパンさんなどが日本語版を作るか、
いっそのことワンドローがセルフリメイクで出すか……
いろいろとハードルが高い状態ではあります。
そんな形での速報ですが、
公式サイトではルールなども紹介されていますので、
興味ある方はぜひ。機会があればよろしくお願いします。


執筆者:木皿儀
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