GM2013大阪販売物紹介『あやつりキングダム』

今週末に開催されるゲームマーケット2013大阪に向けまして、
販売する商品の紹介をさせていただきます。
ややデザイナーズノート的な役割もありますがぜひご覧ください。
GM特設ページはこちら


『あやつりキングダム』
■ゲームデザイン…木皿儀 隼一
■イラスト・グラフィック…長谷川 登鯉
■人数…2~3人
■時間…20~40分
■年齢…10歳以上
■内容物…カード×29枚、資材チップ×56個、親マーカー×1個、ルールマニュアル1部
価格1,600円(イベント限定)
公式HPはこちら

marionette_01

■どんなゲーム
 2~3人で短時間で濃密な戦略戦を楽しめるゲームです。人数の制限があるのは、カードをドラフトしていくルール上で限りあるものでした。そもそも3人専用のつもりで制作していき、結果的に2人でも変わったプレイ感覚で楽しめるというものに仕上がっています。
 システムは私が大好きなゲームのひとつ『あやつり人形』の職業ドラフトに似たシステムを採用しています(『あやつり人形』の作者フェイデュッティからは「シタデルのパクりじゃないよ。もしそうだとしたら、どんなドラフトゲームもシタデルのパクりになるからね」とコメントをいただきました)。
 ラウンドを進行していき、ためた資材を使って建物を建てたり、カードの効果で名誉を集めたりすることで勝利条件の10名誉以上を目指します。どの方法で集めていくかは、もちろんプレイヤーの選択次第になります。

■システム:職業ドラフト
 9つの職業カードを毎ラウンド3枚ずつ受け取り、1枚を選び残りを左隣へ。受け取った2枚から1枚を選び、残りを捨て札へ。そうすることで2枚の職業カードを選んだことになり、このラウンドではその2枚のカードを使って進行することになります。
 職業には建物建設に必要な資材を調達する《錬金術師》《鍛冶屋》《料理人》や名誉を生み出す《象》、特殊な効果を発揮する《財団》《将軍》《隠者》などがあります。特に重要なのが、相手を妨害する《死神》や《小悪魔》で、他のプレイヤーの職業を指定して効果が発揮されます。結果的にそのプレイヤーが指定された職業だった場合にのみ有効になるため、誰がどの職業を選んだのか……という“推理”が大事になってくるわけです。もちろん、他のプレイヤーに自分が選んだものがバレないような職業を選ぶという作戦も有効です。

■システム:イベントカード
 このゲームで大きな役割を担うのがイベントカードです。イベントカードは4種類あり、ラウンドの最後にオープンされ効果が発揮されます。
●《戦争》は、全プレイヤー内で兵力を比べ最も高いプレイヤーに名誉をもたらします。兵力を使って建物を建てることもできるので、他のプレイヤーの動向を見て貯めるチキンレース要素があります。
●《徴税》は、建物それぞれに指定されている税を支払います。もし支払えなければその建物は捨てられるので、税を支払える状況にしておくべきでしょう。
●《魔導書》は、次のラウンドの《錬金術師》《鍛冶屋》《料理人》の効果が倍になります。それらは選ぶ価値が高まりますが、《死神》や《小悪魔》に気をつけなければなりません。
●《徴兵》は、持っている建物の種類1につき兵力1が加わります。多くの建物を持っていれば持っているだけ恩恵を受けられるのです。
 このように4種類のイベントがランダムに開かれ、3枚が開かれた時点で、いま開いた以外を山札に戻します。必ずしも何かは行なわれないという不均等がゲームに揺らぎを作るのです。また職業の《隠者》はこのイベントカード自体を操作できます。誰かが操作をしたら、それを見越して行動するような洞察力も大事ですね。

marionette_02


■終わりに
 「短時間でどれだけ濃密に悩めるか」をテーマに考えて作った作品です。イラストやデザインを長谷川登鯉さんにお願いしましたが、色々な悪そうな奴らを描いていただき、それらを裏で“あやつる”というのは、作品テーマ的にもとても気持ちよいものに仕上がっていると思います。
 昨年秋に発表いたしましたがイベント限定販売として多くのお客様に手に取っていただきました。概ね高い評価も頂き楽しんでいただけているようです、ありがとうございます。大阪でも販売いたしますが、残数が100個を切っておりますので、ぜひこの機会にお手に取っていただければと思います。


執筆者:木皿儀
プロフィール

onedraw

Author:onedraw
ONE DRAW blogへようこそ!

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示