新作『魔女の聖餐式』について

2020年7月に「マーダーミステリー」というジャンルの作品をワンドローから発表させて頂きます。

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■魔女の聖餐式
http://one-draw.jp/witch/top.html

ゲームデザイン:中村誠
イラスト:おいしいたにし
グラフィックデザイン:小宮山佳太

●プレイ人数:5人(ゲームマスター不要)
●プレイ時間:120分
●対象年齢:15才以上




「その館に入った者は呪われて死ぬ」

●ワンドロー初マーダーミステリー
ワンドローとして初のマーダーミステリーを発売します。
本作は、パッケージ型マーダーミステリーです。魔女屋敷に入った人々が呪いに翻弄されるホラーテイストの作品となっております。
※本ゲームはゲームの展開や結末を知ってしまうと、遊ぶことができません。つまり、一生に一度だけの体験になります。

●ゲームの概要
・ジャンル「ホラー&ミステリー」
・進行ブックによって進める全6章のストーリー
・エンディングは約100パラグラフのゲームブック形式
・ゲームの途中で誰が死ぬかによって展開が変わる
・ゲームの途中で新しいキャラクターシートを引き継ぐ
・狂気が増えるとキャラクターが「発狂」
・ゲームマスター不要
・密談なし
・6人でもプレイ可能(他のプレイヤーとはプレイ条件が変わりますが、《探偵》をバッファキャラクターとして追加可能)
・オンラインプレイ対応



発売予定日 2020年7月10日(予定)

■商品内容
●キャラクターシート:16枚
●カード:32枚
●ルールブック:1枚
●進行ブック:1冊

■メーカー希望小売り価格
3520円(本体3200円)



※本商品に関する諸注意
●このゲームはフィクションです。実在の人物、団体、場所、事件とは関係がありません。
●このゲームを許可なく複製・配布することを禁止します。ただし、オンラインプレイを目的に、参加プレイヤーのみが閲覧できるよう共有することは認めます。
●マーダーミステリーは、シナリオの内容がわかると、ゲームとして成立しなくなります。SNSなどで感想を書くときには、ネタバレがないよう、配慮をお願いします。
●Twitterでハッシュタグ「#魔女の聖餐式」をつけて感想などをツイートしていただけると、励みになります。ぜひよろしくおねがいします。
●このゲームを営利目的で上演する場合は、1プレイごとに1パッケージのご購入と使用をお願いします。記念に、参加者にキャラクターシートをお持ち帰りいただくのがおすすめです。
●このゲームの内容に触れる動画の配信を行なうときは、有限会社ワンドロー (mail@one-draw.jp) までお問い合わせください。


執筆者:木皿儀

舞台「ニューロストレガシー」につきまして

先日は、朗読劇「文絵のために 星見台高校の怪」を上演し、無事に幕を下ろしました。2日間と短い期間でしたが、ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございます!



その熱も冷めやらぬ中、次のプロジェクトが進行しております!!

舞台「ニューロストレガシー」[東京]
http://one-draw.jp/stage_nll/top.html
縮小舞台NLLフライヤー調整_200121

■企画・主催:有限会社ワンドロー
■原作協力:TANSAN
■作・演出:阿部泰之(ザレ×ゴト)
■出演:若菜太喜/松岡拓弥/佐藤ゆうき
芦澤梨沙(エスエスピー)/石川雅里愛/斉藤京之介/黒川さや花/今井裕也/佐知/中村碧十(劇団4ドル50セント)/石本幹太/水沢あや/柴田遥加

■公演スケジュール
2020年3月26~29日
・26日 19:00
・27日 14:00★ / 19:00
・28日 14:00★ / 19:00
・29日 12:00★ / 16:00
※★の付いている回ではアフターイベントを予定しています。

■劇場
〒164-0001 東京都中野区中野 3-22-8
テアトルBONBON
https://www.pocketsquare.jp/bonbon/

■チケット
Confetti [カンフェティ]
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=56782&
・プレミアムシート(前売):6,000円
・A席(前売):4,200円
※プレミアムシートは指定席・非売品特典付き。A席は自由席(A席内)になります。

★チケットの販売は、2020年2月1日(土)12時を予定しております!!


という感じでございます。」
いや、実は去年は、文絵の稽古や告知やらをしながら、ゲームマーケットに参加しつつ、このロストレガシーの準備も水面下で行っていたんです……ハードでした。もちろんこれからも頑張りますが、皆さんが血沸き胸躍る冒険活劇に仕上がる予定です!(まだ台本は制作中です……間に合うのか!!)
この原作となっている『ニューロストレガシー』に関しては、以前の記事でも十分に語ったんで、そちらをご覧いただければちょっと歴史がわかるかもしれませんね(→『ロストレガシー』の歴史を軽く振り返る)。と、2013年から続いている作品で、現在は『ニューロストレガシー』を弊社の定番商品として販売させて頂いています。たまに、「続編はないのですか?」というお声も頂くのですが……未定とお答えさせてください。あ、でも、今年は、この通り『ニューロストレガシー』という作品を盛り上げる年にしようと考えていますので、舞台以外にも少し展開を予定しています(アレ、発売できると良いなぁ……)。もちろん、昨年のクラウドファンディングで企画しています文絵レガシーもその一環です!

という形で、色々とハードな昨年を乗り切り、今年も頑張っていこうと思いますので、引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願いします。といいつつ、次のゲームマーケット2020春に向けても水面下で企画が動いています(笑)


執筆者:木皿儀

文絵レガシー対決

https://motion-gallery.net/projects/reading_f2
LL画像
某日某所にて、カナイさんと私(他スタッフ)で、文絵レガシーの打合せをさせて頂きました!


■テストしてみた

カナイさん案
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これはもう見事! ロストレガシーのルールを用いて、各カードが物語の再現性を担っていて、そしてゲーム中にループする。まさに「文絵のために」をロストレガシーで体験するということを実践されている内容になっていて、この企画のために作られた作品でした。
細かい処理などがまだ少しだけ煩雑な部分があるので、それらを調整することでかなり高品質のゲームになると感じました。


木皿儀案
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基本的には「ロストレガシー」を踏襲した内容。ここにフラグとしてのVPという要素を加え、それをゲーム中に獲得・ゲーム終了時に獲得し、何ゲームか後に条件を満たしたプレイヤーが勝利したら終了。ループという部分をゲームごとに切り分け、ニューゲームをするごとに新規カードが増えるという仕様。


■結果……
どちらも遊んだ結果ですが、私の感想としましては、カナイさんの案がもろに「文絵のために」を体現しているため、これでいいのでは、と思いまして打診しましたが、こちらの案も捨てがたいとカナイさん。せっかくご支援頂くこともあるので良いものを用意できた方がいいという話になりまして……

・カナイ案:文絵レガシー
・木皿儀案:文絵レガシー

どちらも収録した2つのゲームがパッケージされたゲームにしたいと思います!!

これ、当初予定していなかったことなので、急遽決めさせて頂いたことです。これはかなりお得な内容になりますので、ぜひぜひご支援のほどよろしくお願いします。締め切りは今月27日になりますので、皆様、ぜひお忘れないようお願いいたします!!


https://motion-gallery.net/projects/reading_f2
※こちらのリターンは上記クラウドファンディングの「新作カードゲームプラン」2200円になります。

文絵レガシーのステータス(2019/12/19)

勝手に「文絵レガシー」と省略してみました。「ロスト文絵」よりもいいですよね……?

https://motion-gallery.net/projects/reading_f2
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まずは何より……クラウドファンディングの締め切りが今月末(12月27日)になっておりまして、ぜひともそれまでにはお申込みを頂けると幸いです!!
今回のリターンのポイントとしましては……

・カナイセイジ完全新作

・限定生産(一般販売はしません)

・申し込み締め切りは2019年12月27日まで

という感じです。
ではでは、実際のゲームの方はどうなっているんですか……ということが気になると思いますが、こちらは実は……まだできていません!! 一応、夏頃にはお届を目指して準備中なわけで、現状は木皿儀とカナイセイジさんでそれぞれアイデアを膨らませている期間なのです。で、近日中にはそれをぶつけ合い、作るべき方向を決めるという感じになっております。

〇ざっくりスケジュール
・近日中:木皿儀とカナイ、お互いの案をぶつけ合い方向性を見出す
・年末年始:方向性に即したカード設計
1月~2月:テストプレイ
・3月~4月:内容確定
・5月以降:商品お届け

こんなイメージです。まずは近日中の結果が出ましたら、その際にはご報告させて頂きます!

https://motion-gallery.net/projects/reading_f2
※こちらのリターンは上記クラウドファンディングの「新作カードゲームプラン」2200円になります。


次回の更新をお楽しみに。

『ロストレガシー』の歴史を軽く振り返る

https://motion-gallery.net/projects/reading_f2
LL画像
新カードゲームを紹介する前に、そもそも原作自体を紹介しないといけないですよね。
朗読劇『文絵のために』のクラウドファンディングということもあり、『文絵のために』自体の説明は不要ですよね。ということで、『ロストレガシー』を知らない人もいると思いますので、そちらの紹介をさせていただきます。




sLL_箱とカード
『ロストレガシー』(2013年04月発売)
http://one-draw.jp/lostlegacy/top.html
こちら最初のパッケージ。基本セット。絶版。
カナイセイジ氏の小枚数だけど偉大な傑作『ラブレター』を参考に、アレンジを加えて制作した作品。『ラブレター』と同じ16枚で遊ぶゲームですが、最大の違いとしては、別のカードと入れ替え、組み合わせを変更できる、ということです。たとえば、このカードが好きじゃないな……と思えば、もう一方のセットの同じナンバーのカードと入れ替えるのです。同じメンバーで何度もそれを行っていくことで、遊ぶメンバー内で最適に面白いセットに自然に設定されるという自動ゲームバランス装置を仕込んでいたわけです。
カナイさんには、木皿儀が作ったカードセットを確認して頂き、最終調整を一緒に進行していただきました。また世界観設定に関しては、カナイさん主導で決定しています。


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『ロストレガシー 百年戦争と竜の巫女』(2013年10月発売)
http://one-draw.jp/lostlegacy2/top.html
拡張パッケージ第一弾。絶版。
ゲストデザイナーに、『ダンジョンオブマンダム』や『ヴォーパルス』で著名なI was gameさんを迎え一つのセットを担当していただき、もう一つを木皿儀が担当しました。私のセットは基本セットとの差別化を意識しトリッキーに調整しましたが、I was gameさんのセットは基本をさらに『ラブレター』ライクに調整された改良版。何度も遊ばせて頂きましたが、個人的には最もバランスの良いセットと思っています。


s3箱
『ロストレガシー 貧乏探偵と陰謀の城』(2014年06月発売)
http://one-draw.jp/lostlegacy3/top.html
拡張パッケージ第二弾。絶版。
ゲストデザイナーに『横濱紳商伝』や『Trains』で著名なOKAZU brandの林 尚志さんを迎え、一つのセットを担当していただき、もう一つを木皿儀が担当しました。私のセットは裏向きでプレイできたりと推理要素を意識した内容になっていました。林さんのセットは各カードが、ゲーム進行具合によって、その性能が変わるという縦軸の奥深さが魅力のセットになっています。完成したセットを遊んだ時は感嘆の声を上げたものです。


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『ロストレガシーレジェンド』(2014年11月発売)
http://one-draw.jp/lostlegacyl/top.html
限定生産の特別セット。絶版。
基本セットの『ロストレガシー』の説明で最大のポイントとして挙げたカードを組み替えるというものを排除し、それぞれを混ぜることができない、8つのセットが入った特別セット。下記が参加デザイナー。

常時次人(操られ人形館)、まこと(転がる運命亭)、寺島由人(遊星からのフリーキック)、佐藤純一(Junias)、林尚志(OKAZU bland)、笠輪弘樹(ワンドロー)、中村誠、カナイセイジ(カナイ製作所)

こちら、今思うと本当に作るのが大変でした。それぞれが独創的で挑戦的で、自分は全体指揮を執っていたわけですが(テストなども行っていました)、まぁ、もう二度とやりたくないですね(笑)。でも、とても面白い企画で完成した商品にはとても満足しています。ご参加いただいたデザイナーの皆様には感謝しかありません。でも、二度と作りたくありません(笑)。

というのが初期『ロストレガシー』の3部作+αとなっております。まぁ、今思ってみると、プチ『ボルカニス』みたいな感じになっておりますね。一応、ここで『ロストレガシー』の基本シリーズはは幕を閉じます。そして、次に進んでいきます。


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『ニューロストレガシー』(2017年05月発売)
http://one-draw.jp/nll/top.html
現行で流通している弊社定番商品。『ロストレガシー』のリブート作品。
TANSANさんに依頼してグラフィックを一新し、過去の『ロストレガシー』シリーズとは差別化された作品。基本的には初期『ロストレガシー』を踏襲していますが、カードのバランスを調整し、新規の入れ替えカードが4種加えられています。
世界観設定がさらに明確化され、より物語性が高まっているのポイント。




以上。弊社より出版されたシリーズとなります(他にもライセンスなどの派生系作品はあります)。

今回はこれらの『ロストレガシー』各種の歴史に追加されるのが『ロストレガシー 不可思議な時計』ということです。
座組としましては、カナイセイジ・木皿儀 隼一でゲームデザインをしていきます。というか、現状進めています。先日、『文絵のために2 星見台の怪』をへとへとになりながら作り終えた疲れも回復する間もなく次のプロジェクトとなりますが、カナイさんがきっと天才的なゲームデザインをしてくれるでしょう!


https://motion-gallery.net/projects/reading_f2
※こちらのリターンは上記クラウドファンディングの「新作カードゲームプラン」2200円になります。

次回は今のステータスを紹介させて頂きます。
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onedraw

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